アメリカ大統領に左利きが多いことは有名です。
調べてざっと出てくるのは、トーマス・ジェファーソン、ジェイムス・ガーフィールド、ハーバート・フーバー、ヘンリー・トゥルマン、ジェラルド・フォード、ロナルド・レーガン、ジョージ・ブッシュ(父)、ビル・クリントン、バラク・オバマがそうです。その昔アメリカは左利き=障害者と言われていた時期があったので隠れ左利きがいたかも?と言われているので、本当はもっといたのかもしれません。
コミュニケーションする為に通常人は左側の脳を使うらしいですが、左利きの人の場合この左右の区分はそれほど明確せず脳を使用しているようです。左利きが広範囲に脳をしようすることから、コミュニケーション能力を要求される政治家には向いているとのことです。あと、多くのノーベル賞受賞者や作家、画家が左利きに偏っているとも言われています。
ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ナポレオン、チャップリン、ゲーテ、ニーチェ、ダーウィン、バッハ、ベートーヴェン、モーツァルト、ピカソ、ムンク、エッシャー、エジソン、アインシュタイン、チャーチル、コリン・パウエル、ビル・ゲイツ、オプラ・ウィンフリー、トム・クルーズ、ジム・キャリー、ジミ・ヘンドリックス、エミネム、カート・コバーン、レディ・ガガ、石原慎太郎、本田圭佑、リオネル・メッシ、坂本龍一、甲斐よしひろ、松本人志、木村カエラ、も左利きだそうです。なにか、そのキャラクターも合わせてこの説を助長させているような気もしないでもないですが。
ところで、左利きは寿命が短いと言われています。何かの文献で何と7年!!とうたわれていました。その原因として、社会的にこれまで右利き用のデザインで殆どのものが整備されており、左利きにはストレスに感じるからだと言われています。この是非、定かではないみたいですが、少なからずその影響、私自身はあると思っています。
実は斯く言う私も左利きです。ですので、そのシンパシーを感じています。コレどうにかならんかなぁと感じてしまうデザインは、数えればきりがありません。
私も先に書いた人達のような才能にあやかりたいものですが、少なくとも、そのマイノリティの気持ちが理解できるので、不便に感じる分だけ何とかして解消しようというモチベーションは高いです。
せっかく左利きに生まれてきたのだから右利きの人にはできないもの、考えつかないことで何かのデザインを実現したいと思ったりもしますが、そんなネガティブからの発想ではなく、不便を感じることの感性を生かし右左に関係なくもっと大きな範囲で社会の不便を少しでも解消するデザインを達成したいと考えています。