Bob Dylan

ノーベル文学賞はボブ・ディラン!!と聞いて驚いた。評価が高くてにここ数年確かに噂されていたこともありましたが、正直ビックリしました。


♪How many roads must a man walk down~から始まるBlowin’ in the Windの歌詞はディランが20代の始めの頃書いた詩だそうです。18の時聞いた私はかなりインパクトが受けた記憶があります。
The Freewheelin、Highway 61 Revisited、Blonde on Blonde、Pat Garrett and Billy the Kid、Blood on the Tracks、他、何枚もレコードやCDで聴きました。個人的には古いアルバムも良かったのですが、比較的新しい80年代のものも好きでした。例えばInfidelsは隠れた名盤です。今でも偶に聴きます。あと、コンサートも何度も行きました。東京、大阪、名古屋、何回見たのか覚えがありませんが、(おそらく4・5回、汗)夜の東大寺前で行われた幻想的なコンサートは今でも忘れられません。
私が大学生だった頃、文学の授業で、自分にとって一番好きで影響を受けた重要な文学は何か?という課題がありました。私は古本屋で買ったディラン全詩集を持参し、これがあれば三島も谷崎もいらない、文学が文字を使って情景や心情をイメージさせるのなら、私にとってディランの詩集を超えるものは無い!とエッセイを書いたところ特Aをもらいました。これ普通なら絶対アウトですよね。(笑)ディランは文学じゃなくて音楽です。当時馬鹿な私でも、これは先生も好きだから許してくれたんだな、と気づいていました。あれから30年、ディランがノーベル文学賞を受賞の吉報。
やっぱりあれは私と教授だけでなく、皆にとっても文学だったんだ!!本当に嬉しい気持ちになりました。
追伸、ハルキストの皆様、気分を害したらゴメンなさい。。

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