NYC Report Last

NYC滞在レポートの最終編です。この10年間で一番変わったのはやはりWTC周辺です。綺麗にリニューアルされて何も無かったように日常が取り戻された状態になっていますが、現地に立ちテロで亡くなった人のことを考えると、とてもやるせない気持ちになります。私が居たのが10年前、その頃のWTC跡地は地下部分を掘り起こしている最中でした。地下鉄でWTC駅に到着するとぽっかりと穴が空いていてその形状をリアルに感じることが出来ましたが、今はその部分が911メモリアルミュージーアムになっています。911を忘れるなと言わんばかりにテロの爪あとを地下部分から見ることが出来ます。
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前WTCの土留め壁のアースアンカーをそのまま残し、その断面を見せることで見学者に突如無くなった建物の深刻さをダイレクトに伝えています。実はこの美術館、私が近年見た中で一番良いと言って良いくらいドラマティックな空間でした。扱われたテーマが重いからだけではなく、それを表現するに相応しい空間でした。設計はノルウェーのスノヘッタですが、そんなことはすっかり忘れて4時間も過ごしてしまいました。
実は、911メモリアルと良い勝負?若しくはそれ以上の空間を実は味わいました。今回NYCに行った目的は、表彰式と友人に会うことでした。その一人は私と同じ建築家です。トライベッカ(Triangle Very Canal street)にあるMarpillero Pollak Architectsに彼は勤めており、訪問させて頂きました。(おまけにランチまでご馳走になりました。有難う御座いました。)
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ビルの1階の事務所スペースは、何とボスの住居と二分されており、手間に事務所、奥に住居が配置されています。NYCの古いビルはどのビルも天井が高いの で、それを有効にリノベーションされているものが多く、この空間も同様でした。新しい-古い、高い-低い、近い-遠い、堅い-柔らかい、など相反するもの たちを巧みに構成された見事な空間でした。(私もこんな家に住みたい)事務所はご夫婦で経営されていています。奥様はランドスケープアーキテクトで、ご夫婦共々と ても有名です。写真が下手で伝わり難いですが、高さはおよそ10mくらいでしょうか、それを3層に区分して、リビングは吹き抜けています。私にとっては今後の設計に何かしらの影響があるくらいのショッキングな空間でした。
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友人が担当したクイーンズにある図書館。力作を見せて頂きました!
表彰式、ハイラインの夜景などの写真が消えてしまったので、このままでは退屈しそうなので貼ってみました。(汗)以降は、番外編です。
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エンパイアーステイトビルにクライスラービル。
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メトロポリタン美術館にマジソン・スクエアーガーデン。
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タイムズ・スクエアー、ブロード・ウエィ42丁目付近。
IMG_1036 125丁目はハーレムの繁華街。
IMG_1085 ブルックリンから見た夜景。
LINEで友人に自慢していたので、表彰式の写真が1枚残っていました!超有名、シカゴの建築家、スタジオ・ギャングのジニー・ギャング氏とツーショット。日本でも有名ですよと伝えたら、嬉しそうされていました。少しの間でしたが、楽しく会話が出来ました。
IMG_1228 ジニーさんもHPで発表しています。
10年ぶりにNYCに来ましたが、次回訪れるのは何年後でしょうか?今度は何の目的で行けるのでしょうか?また建築賞取れる?(それは甘いな)、いや、仕事で呼ばれないかな~(もっと甘いな)・・・と、私にとっては夢と希望をもらえる場所なのでした。