Architizer A+ Awards, Jury Winner

Mirrorsがアメリカ、ニューヨークのArchitizer A+ AwardsのJury Winnerを受賞しました。レストランのカテゴリーでファイナリスト5名に選ばれてからというもの、ドキドキしながら結果を待っていましたがとうとう選ばれてしまいました。1等です。しかも!審査員が選ぶ賞を頂きました。せっかくの機会なので、ニューヨークシティで5月12日に開催されたセレモニーに参加してきました。NYCに行くのは正に10年ぶり!!でしたが、再開発で変化の激しい都市といえど雰囲気はあの頃のまんまでした。
近年新しく建てられた建物を見つつ、当時に歩き回った場所も含め確認してきました。地下鉄で行く方面を間違えて乗っても、リラックスしてリカバーできたのは、さすがにかつて住んだ街ですね。当時から付き合いのある友人達と久しぶりに会ってきたのですが、お互いの10年間を話し合って気づいたのは、やっぱり皆メチャクチャ頑張っていますね。何となく街が好きだからとか映画やテレビで見る単なる憧れだけでは住めない街なんだなと改めて感じました。というのも、本気で物価が高い!びっくりするほど高い!よほど貧乏するか、よほど高給取りかでないと生きて行けない、本当にタフさが必要な街なのです。10年前、その後私もその場所で一旦はここで生きようと決心しましたが、もしもそのまま残ったらどうなっていたのでしょうか?生き残ることが出来たのでしょうか?彼ら、彼女らの活躍している姿を見て、10年という期間を私が生き残れたのかどうか自信がないというか、想像がつかないのが本音です。当時、NYCで躍動していた憧れの人達を目指したのがその場に向かった動機ですが、街全体が躍動している感じは今も変わらず、いや以前よりも増してエネルギッシュに皆がうごめいている感じがヒシヒシと伝わって来ました。やっぱりNYCは刺激的で私の中枢神経を刺激してくれる都市なんだと再確認できました。私は1年足らずで返って来たので生き残りのライセンスが貰えなかったことになりますが、その10年後に建築賞のセレモニーに呼ばれたことは、辛うじてNYCに繋がれたんだと感じ、本当に嬉しい気持ちになりました。今は、次のMirrorsを目指し遠い街を想いながら仕事をしています。
あっ!詳しいレポートや写真は後に報告します。乞うご期待!
追伸、我がNYCの親友達へ。本当に有難う。久しぶりに会えて良かったです。お互い頑張って行きましょう。