キッズスペースがあることは、来院する保護者にとって来院しやすいと感じる理由の一つです。
今回はキッズスペースの計画における留意点をご紹介します。
1.安全対策
安全であることは最優先事項といってよいでしょう。周囲に柔らかい素材やクッションを使用し、怪我のリスクを低減します。鋭利な角や障害物を避けるため、家具や装飾品のデザインにも注意が必要です。また窓ガラスや鏡などの割れると危険となるものが周囲にない方が望ましいでしょう。どうしても配置を避けられない場合は安全ガラスの採用やアクリルミラーなど安全性の高い素材を選択することが重要です。電気配線やコンセントなど、電気器具の安全性にも留意が必要です。さらにスタッフや保護者の目線が常に届くような配置や間仕切りとすることも安全対策のために重要です。
2. 音対策
キッズスペースを診察室や施術室から離すことでそれらの室において静寂性を確保できるようにすることが重要です。壁やドアの計画において音を吸収する素材やパネルを採用し、騒音となりうるリスクの軽減も重要です。
3. 衛生対策
キッズスペース内の床や壁は、清潔を保つために清掃、消毒をしやすい材料を選ぶことが重要です。また、トイレや手洗い場は近くに配置することが望ましいでしょう。子供たちが手洗いをしやすいよう手洗い台の高さへの配慮も重要となります。さらに空気の循環や換気を考慮し、快適な環境を確保することが必要です。
これらの要素を考慮しながら、キッズスペースのデザインを計画することで、保護者や子供たちが安全で安心して利用できる空間とすることができるでしょう。
