森林風景

コンクリートに代わる新木材として注目されている「CLT(Cross-Laminated Timber)」

東京・日本橋にて、三井不動産と竹中工務店による国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビルの建設計画がありますが、その建材としてCLT(Cross-Laminated Timber)が用いられることになっており、コンクリートに代わる新木材として注目されています。
CLTは、複数のひき板(ラミナ)を交互に貼り合わせて作られた集成板です。各層の木材が直交する方向に貼り合わせられているため、高い強度と耐久性があります。
これにより、一般的な木材より大きなスパンや高い耐荷重を実現することができるため木造ビルの建材にはピッタリなのです。
また、何層にも重ねられた分厚い集成板には耐火性があり、火災の際には表面に断熱層を形成しながらゆっくり燃えていくため火の手が広がりにくいといった特徴があります。
木材は自然の耐火性を持ち、複数の木材層が接着されることでさらなる防火性が向上します。
大気中の二酸化炭素を閉じ込める効果も期待されており、製造プロセスにおいてもエネルギー効率が高いため環境への影響が比較的少なく、林業の活性化も促します。
このようにCLTは、木造建築の技術の進歩と需要の増加に伴い、その優れた特性と持続可能性から、多くの大規模な建築プロジェクトで使用され始めています。

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