東京都渋谷区の「THE TOKYO TOILET」という、渋谷区17カ所の公共トイレを生まれ変わらせるプロジェクト。
坂倉竹之助さんが手掛けた西原一丁目公園トイレは、 限られた敷地に、以前よりも明るく開放的なトイレをつくることで、トイレ単体ではなく、公園全体のイメージを改善することを目指してつくられました。
便器数の充実さや、待ち時間の削減といった “数”や“時間”という数値とはまた別の魅力を持たせることでみんなが「利用したいと思う」トイレを創出することが、この敷地では重要と考えたそうです。
一面曇りガラスの外壁は、外の景色や光を内部に取り込むだけでなく、夜には“行燈”として、トイレが公園を明るく照らし出し、誰もが気軽に安心して訪れることができる公共空間を生み出しています。
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