現調 水源調査

先日、bandesign にご依頼いただいている案件の現地調査に行ってきました。どの案件でも必ず敷地の確認等は行います。そこで敷地以外にも周辺環境の把握なども行います。今回の現調はタイトル通り、水源を探し、その状態を確認する というものでした。

このお施主様の敷地は自然豊かで、近くに川や滝もある唯一無二の素晴らしい場所にあります。その場所に住宅を建てる計画が進んでいます。この敷地の特徴としては上水が届かない場所ということです。山下としては初めての状況、経験です。一般的には敷地の前面道路に公共水道の配水管があり、そこから建物へ水を引きますが、ここでは敷地にすぐ水が引いてこられる設備状況ではありませんでした。この日はお施主様と土地管理者である森林組合の方、地元の水道業者さん、そして私で水源の調査をしました。結果、敷地からしばらく移動した山中に無事に水源は見つかり、どうやら使えそうでした。水の確保ができ、その水をどう引いてくるか、最終的に使えるまでにどのような設備が必要かという詳細を設計書に含めていけることになるので、より具体的に、設計を進めていけそうです。
bandesign にご依頼いただいたこと、大変ありがたく思っています。家をはじめ、建物を建てるということには夢や発展といったとてもポジティブな状況があると感じています。竣工までの過程で困難なこともありますが、一つ一つ丁寧に対処して、お施主様の夢の実現に向けて邁進したいと思います。家を建てることにはお施主様の思いに様々なストーリーがあると思いますが、ここはドキュメンタリー番組ができそうな稀有な状況だと思います。水、見つけた!と、まさか現調で感動するとは。。この夏、急ピッチで設計を進めて行きたいと思います。
 

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