NYC、Marpillero Pollak Architects での研修を終えて1週間が経ちました。帰国後すぐに通常どおり業務を進めています。研修中に得た経験や感動をエネルギーに変えて活かしていきたいと思っています。
今回は研修業務の思い出の一部をブログに記録したいと思います。研修も終盤の頃、Marpillero Pollak Architects (以下MPA) とお付合いのある飲食店の店内間仕切りを提案する機会を得ました。
作業中手書きでスケッチをしているとMPA代表のSandro Marpillero先生に声をかけられ、「これ使うといいよ!」と木製の三角定規を貸していただきました。
木製ゆえにでしょうか、手触りが柔らかく、ペンや定規同士が当たって出る音も心地の良いものでした。木が飴色になっており、所々に付着しているペンのインク跡も合わさって、長い年月の中で使い続けることで一層味が出るというか、美しくなるものだと思いました。それらはイタリアのブランドのもので、とても美しい文具を作っている Vittorio Martini のものでした。いつか自分への褒美としてこれを買って、そしてずっと使い続ける。そんな風にできるよう今後また頑張ろうと励みというか、憧れをもった次第です。
さて、冒頭の提案そのものは、なんとか間に合わせ、Sandro 先生とクライアント様のもとへ提案に行きました。素晴らしい機会をいただけたこと、とても感謝しています。この提案の今後のことはMPA の方々が引続き行うことになっていますので、もしまたNYCに行く機会を得たら、MPAを訪問し、そしてその飲食店へ食事に行って見たいという将来に渡る楽しみとなりました。
左がクライアント様。山下目つぶってるわ、左上、Sandro 先生の指入ってるわ、という点はご愛嬌ということで。。研修のことやNYCの建築や街のことは今後も折々、ブログに書きたいと思っています。
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