NYC① Guggenheim Museum


ニューヨークに到着しまして、この数日、様々な建物、場所を訪れました。このブログで少しずつ紹介していきたいと思います。まずはフランク ロイド ライト設計のグッケンハイム美術館、正式には Solomon R. Guggenheim Museum です。


まずロビーは、6階建ての建物の全フロアを見上げることができる吹抜けとなっています。その上のトップライトから光が注がれる明るい大空間でした。次にスロープ部分の展示空間は、天井が低く、また吹抜けに面する側の手すりも低いと感じました。ここは高さをプレスしたほうがプロポーションが良く見えるということなのか、この螺旋状に下りてくるスロープの勾配と距離で決まったのだろうか、と想像しつつ、6階から下り方向に進みながら作品と空間を見ていました。その答えに至るには文献を読んだり、図面を見る必要があり、まだ辿り着いていません。。他に印象に残ったのは、手すりの高さです。測ると床からの高さ88㎝でした。最上階からこの高さの手すり越しに下を覗くと、すこし怖かったです。いつもそこに立っているであろう学芸員?または警備員?の方に、「背後の手すりの高さ不安じゃない?」と聞くと、「背後(つまり監視している作品の反対側)は見ないから大丈夫!」と冗談半分のワイルドな答えが返ってきました。なんだかすごい。
多くの作品はスロープの側壁に飾ってあるので、作品鑑賞の際にはまず、エレベーターで6階まで上がってから、下りながら見るのがいいと思います。上り坂方向に進むのはきついので。。作品はもちろん、トップライト、吹抜け空間など素晴らしい場所でした。

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