Container

最近 bandesign の事務所内でコンテナハウスの話題が出ました。国内外に既に様々な事例があるのでこの機に改めて情報収集をしておこうと思いました。

コンテナと一口に言っても人が手で運べるようなサイズの物から貨物輸送に使われる大型の物まで多種多様にあります。貨物輸送に使われる大型のコンテナは20ft (2.4×6.0×2.5m) サイズや 40ft (2.4×12.1×2.5m) サイズがよく使われているようです。これはISOで規格が決められています。これらを使い、暑い寒いという問題もなく、見た目も良い快適な暮らしをするために断熱や仕上げを工夫して住宅に応用するというのはとても創造的なことだと思います。
WFH House / Arcgency
Container House / José Schreiber Arquitecto

Decameron / Marcio Kogan

一つ目の例の様に外装を木彫にするとコンテナというイメージがなくなると思います。丈夫でローコストというメリットはある一方、やはりコンテナの風合いに抵抗があるという場合でもその点は仕上げ次第で解決できると思っています。二つ目の例はコンテナをベースに上階に建物をつくる例です。冒頭にコンテナには規格があるという話がありましたが規格寸と必要なスペースの差異がある場合、このような合わせ技もあります。三つ目の例はレンタルスペースですがコンテナの周りの空間も含めギャラリー、イベントスペースなど様々な使い方ができる例です。コンテナで空間を作るとき、様々な方法や可能性があると感じています。
 

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