前回ブログにも書きましたが中国の深圳で行われたModern Decoration International Media Awardの表彰式へご招待いただいたので行ってきまして、そのついでにいろいろな建築を見る機会を得ました。その中で「深圳国際空港」へも行くことができました!
Massimiliano Fuksas Doriana Fuksasというお二人が主宰するStudio Fuksasというグループのデザインです。そしてエンジニアリングにはアラップです。3次元の曲面の天井に六角形の穴が穿たれた金属板が天井を覆っています。その上に鉄骨があってそれで吊っているようでした。また、一番屋外側のガラスとこの天井面の間が空気層になっており冷暖房効率を上げているそうです。見た目のデザインだけでなくちゃんと環境負荷を低減する機能も持ち合わせているんですね!この天井を照らす照明が場所や時間帯によっていろいろな色に変化していました。また柱の部分に二股になって柱から突出しているものがありますがこれは通気の役割をしていました。フラクタルの原理をベースにデザインされたという前情報はあったので空港内を歩いて歩いて様々な六角形のモチーフを見つけてきました。上の写真は国際線の搭乗フロアです。下の写真が国内線の到着フロア。 こんな柄のカボチャをどこかで見たような気がします。
空港内テナントの壁紙も六角形のモチーフでした。
別棟の天井も六角形のモチーフでつくられていました。
顔を入れて記念撮影できるパネルって日本だけではないんですね。記念撮影しなかったことは少し心残りですがとても見ごたえのある空間でした!
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