前回ブログに書きましたが再度豊田市に行ってきました。今回は現調というミッションで。雨上がりで土が柔らかく、靴がドロドロになりましたが靴に土が着こうが、草をかき分け虫に刺されようが構ってられません。現場は高さ3m程の斜面も有り、そこを降りたり上ったりしながら写真を撮ったり寸法を測ったりしてきました。小汗をかきながら新しく学んだポイントとしては「杭の位置」です。
これがかなり重要です。敷地を把握するための基礎なんですね。設計をする前に私たちは敷地を図面に書きます。この時測量図の値を辿って敷地の線を書きます、その線で囲まれた内側が敷地となるわけです。そしてその線の外側が隣地であったり道路となるわけです。
さて、写真を見て道路はどこからどこまでか?と聞かれたらどのように答えるでしょう?アスファルトの部分?感覚的には正解だと思いますが実は設計の中ではこの感覚をなくさないといけません。先述の杭の位置、これを現場で丁寧に見ていくと分かるのですが杭は写真左側の雑草の中と写真右側の水路のさらに右に有りました。その杭と杭の距離間つまり雑草部分も水路の部分も道路となるのです。確定測量とも近似値でした。測量図を手に小走りで一つ一つ杭を探して見つけていく中で、図面と現実の状態が繋がっていくことを感じながら現調って大事だなと改めて思った次第です(小汗と息切れの中で)。
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