残暑お見舞い申し上げます。
この数日、雨が降って涼しい時も有りますが、晴れればやはり暑いですね。
写真のうちわは観賞用のうちわです。
蒸し暑い日本の夏をやり過ごす工夫は生活の中にいろいろと有ります。
たとえば風鈴の音を耳にしたり、簾が風に揺られる様を見るなどが挙げられます。
あとは打ち水をすることもそうですね。
冒頭のうちわは京都の阿以波さんという元禄2年創業の手作りうちわをつくっておられるお店のものです。ざっと300年前、江戸時代です。クーラーがない時代、人々はうちわだけでなく、生活の中で工夫して暑さをしのいでいたと思います。このうちわも視覚から涼をとるという風情あるものですが、酷暑の中まだそれを感じられないのは私の心が未熟なのでしょう(汗
自然と対峙しながらの生活から生まれる習慣が文化や工芸品となり、今に続いていることが有ると感じます。そういうものが日本の心とよばれる振る舞いや物の背景に有るのではないでしょうか?
暑さに弱く、日差しを極力避けていたいですが、8月も後半戦です。頑張ります。
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