暑い季節がやってきました。皆さんはどうお過ごしでしょうか?エアコンのスイッチを入れるのも良いですが、このあたりで汗をかくことを考えてみませんか?
私は毎年この時期が来たら体がだるく感じていました。そのだるい体にエアコンを浴びせて悪循環な状態で夏を過ごしていました。でも、ある年エアコンが壊れたか何かのきっかけで偶然汗をかき、体調が良くなることを知ってからエアコンは出来る限り使わなくなりました。
スターバックスに行ってもホットです!笑。エアコンが効いた部屋で冷たい飲み物を飲むのよりも、ホットを飲むほうが汗をかいて体に良い・・と言われていますが、私の場合少し違いました。単純にホットコーヒーが飲みたいだけでした。再笑
暑い日には、どういう空間が快適に感じるのかを考えます。古くから日本建築は風通しが良くなるようにつくられて来ました。その反面冬は寒い。寒い冬はどうするのかというと障子などの軽い間仕切りで小さな部屋をつくり局所的に暖を取ります。空気のボリュームを絞るんですね。そのほうが暖かくなるし、光熱費が少なくて合理的です。
吉田兼好は徒然草で、夏を考えて家を作りなさい。冬はどうにでもなる。夏の暑さは我慢ならない。すなわち住宅は夏をどう過ごせるかだ、と言い切っています。今も昔も同じ。日本の風土に合った建築が良いですね。私は今年もどうしたら過ごしやすくなれるのかを考えながら夏を過ごしたいと思っていますが、そんな理屈はさておき皆さんも健康に夏を楽しんで頂けたらと思います。