最近、フラット35の申請を提出してきました。フラット35とは住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して行っている長期固定金利住宅ローンです。住宅の性能を機構が定める技術基準に適合させることで、固定金利の融資を銀行から受けられるようになるのです。家計にとって計画が立てやすく、ちょっと安心ですね。
フラット35の制度を利用しようとした場合、細かな技術的規準をクリアしなければいけません。
省エネ住宅であったり、耐久性や耐震性に優れた住宅、バリアフリーに配慮した住宅…といった大まかに4つのアプローチがあります。細かな規定といっても、良い住環境を目指すbandesignの住宅にとってはそのうちのほとんどが当たり前にやっているという基準でもあります。
質の良い住宅を考えたときに、出来るだけ空調に頼らず、夏は涼しく、冬は暖かい住宅であることや、普段は見られない床下や天井裏に対するシロアリや湿気への配慮がされていること等々挙げられます。
今回の申請ではそういう質を証明するために性能や仕様を申請書面と図面に明示して申請してきました。
フラット35と一口に言ってもフラット35、フラット35S Bプラン、フラット35S Aプランという融資タイプによって必要書類や技術基準のランクにも違いがあり、制度はちょっと複雑ですが、今回の申請作業を通して私もいろいろ勉強させていただきました。(感謝)
申請は無事受理されましたので、現場検査を経て、合格となるのが楽しみです。