何故か最近、伴さんの設計事務所では高級なお家やデザイン重視のお客さんばかりじゃないの?普通のお家の仕事は受けないの?と聞かれます。
いや、いや、誤解ですよ!どんな建物でもお受けしますよ!(本当ですよ、笑)
今、6.5坪の勉強部屋の増築や本宅の離れなどの設計をしています。
どんな建物でも、クライアントの要望に耳を傾け、本当に必要なことを深く掘り下げて考察します。私の事務所では、決して私の一瞬の閃きなどで案が決定されるわけではなく、議論や試行錯誤が何度も繰り返されて建築がつくられています。出来上がったものはユニークな建物に見えるかもしれませんが、それはクライアントと我々が望む本当に良いと思える建築を目指ているからなのです。
もしもクライアントが、私は普通な建物で良いので、ただこんなこと、あんなことを求める、と仰ったとします。普通と言うのは単に見栄えだけのことで、その人固有の要望は建築をつくる上で必ずあると思います。例えば明るいキッチンで料理が作りたいとか、そのような要望です。
それを掘り下げて建築を作っているだけなのです。
建築をつくる上で、我々に特別なルールはありません。もしあるとするならば単一的な物事の思考でつくらないといったことでしょうか。あと、出来る限りクライアントとフランクに話すように努力することですかね。
もし、クライアントと私の意見が食い違ったとします。そんなことは往々にしてあると思いますが、そんな時は我々以外の新しい思考で違う建築ができることに期待を抱きます。相違が大きい時には、ワクワクとさえします。そのことが単一的思考で建築をつくらないということにも繋がると考えています。
そのように設計を進めて行くので多種多様な建築が出来ているのです。
クライアントと意見が違って設計者が言うことを聞かない、なんてとんでもない!!ですよね。笑
もし、bandesignに興味がありましたら気軽に事務所に立ち寄って下さい。相談やお話だけでも結構です。お待ちしております。
PS, 6.5坪の勉強部屋は、男兄弟4人の部屋です。んん?4人で6.5坪?見たくありませんか?