前回ブログに書きました三分一氏の講演会に行ってきました。
作品の紹介や設計過程で大切にしている事などお話が聞けました。
地球のディテールとは、とてもダイナミックなものだと感じました。
ディテールというと、住宅であればその中のドアノブとか、諸々の詳細といった、小さく、細かなものとイメージしていました。地球スケールで考えれば一建築は地球のディテールであるというお話の中で、地球スケールで考え、地形、気候といったその場の特徴から導き出されることを反映させると、地球のディテールといわれる建築はその場所や地域、ひいては地球をより良くする存在となり得るという事を理解しました。そのようなディテール(建築)はけして小さいというイメージではなく、建築文化を高めるとも言える大きなエネルギーを持つものであると感じました。
また、「空気、水といった地球の素材をうまく使う事でそれらは知的な建材となる」という言葉が印象に残りました。
”bandesignのお仕事”でも空気、光などを考え、うまく操作して心地よい空間をつくっています。worksを見てみると随所にそれを見つけられますよ。黒ぶちの作品写真をクリックしてみてください。
それから、講演会中スクリーンに映し出される写真に、英文で要約が添えられていて、それが美しい写真と合わさって、まるで英字幕のついた映画のワンシーンのようでした。あの方法、かっこ良かったです。
とても有意義な時間でした、機会があればまた行きたいです。
講演会後、ちょっと足を伸ばして以前から気になっていたサヴォア邸に行ってきました。
え?フランス??いえ、三重です。三重のサヴォア邸(含笑)
気になった方はググってみてください。それでは。